-♡- 特別なクリスマスを君へ -♡-





「先輩。」

「ん?なに?どうかした?」

「先輩のお陰でここまで出来るようになったんです。」

「え、いや…でも真宮くんの努力が大きいんじゃ?」

「そんな風に思って欲しくないです…」


え…?


どうして、そんな悲しい顔するの?


意味が分からないんだけど……


「先輩に救われたから、今度は俺が救う番だと思ってます。」

「真宮…くん…、」


ゆっくりと近づく身体。



___むぐ。


……へ?


「美味しいっすか?これ、俺の手作りなんです。」

「え、口の中が甘い…」

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