また君に恋をする
「わあ…。」
それから、無事に染め終わった私。
自分で染めたセルフカラーに自画自賛しながら髪色に見とれる。
テレビを見ながらお茶を飲んでいたおばあちゃんも、髪色ではしゃぐ私を笑って見る。
「服着なさい。」
「はーい。」
明日芽衣に自慢しよう。
もうすぐ冬休みに入る私たち。
芽衣は追試に引っかかって1週間遅れるけれど…。
気分が上々の私は、明日の学校の準備をしていつもより早くベットに入った。