きらい、すき、きらい。
ーートントンっ
「綾花ー?あーやーかー?
綾花っ!おいっ綾花っ!妖気ですっ!」
菜々香と南は交互に綾花を呼んだ。
ーー全く応答しない綾花。
傍から見たら自分の部屋に入れない南。
ーー寝てんのか?
いや、まて、困る!!
南の寝る場所は?ーー
ーードンドンドンドンドン!!
「綾花さーん?郵便ですー。
印鑑お願いしまーす!」
至ることをしたが応答なし。
南「菜々香…もうさ、ほんとに奏と明日美には申し訳ないけど、来てもらうしかないよね…?」
菜「奇遇。私もそう思っとったー!」
南「お?よし、決まり!!」
ーーまた下に降りて、
奏と明日美に話したが、
奏と明日美は
「ほたっとけ、ほたっとけー」
南「うん、ほたっときたいのは、
山々なんやけどね、私の部屋でもあるからね?ね?」
奏と明日美は爆笑して
「あ、そーか!
なら、食べ終わったらいくー!」
ーーなんでこいつら
こんなマイペースなんだよ。ーー
南と菜々香はもう一度戻ろうとした時
また先生に呼び止められた。
「南!まだや、綾花は。」
南「手強いわー。んでも、
引きずってくるわ!
折角の修学旅行が台無しにならんよーに。
ね、菜々香!」
菜「まっかせろー!2人おれば
綾花でも引きずれるー!」
ーー菜々香さんっ、さらっと
失礼なこと言っとりますがなーー