きらい、すき、きらい。
「孝昭、南紹介してってクラスの奴からめっちゃ言われとって、南の連絡先知らんから自分で聞け!て言っとるけんなー」と
笑いながら言う。
「でも、玲は南がカッコイイって言いよったけん、特別に内緒で紹介した。」と言う
孝昭の言葉に
南は自然と
「孝昭、健斗、ありがとう!大好き。」
と言っていた。
付き合いは浅いながらも、
高校に入ってすぐ出来た友達を大切にしようと南は思っていた。
そんな玲に
[女の子を紹介してくれない?????]
と言われた南は、一瞬で冷め、
悲しいより、孝昭の気持ちを台無しにした
玲に腹が立って仕方なかった。
紹介する子には悪いと思いながらも
3人の女の子を紹介し、
玲とはメールをしなくなった。