Dark-
姉御の弱み2。
?「はぁー。」



Mami side
思わず逃げるように屋上に上がってきたけど、悪いことしちまったな。

...。
なんで、分かったんだろ?
やっぱ、ダメだ。
俺には...
トップなんて務まらない...。



真美「...(壁にもたれながらすすり泣く)」



こんな弱いヤツがトップじゃ、この学校も終わりだな。
やっぱ...祐叶に任せよう。
祐叶のほうが強いし頼れる。
よし、行くか。


そう思い、涙を拭いて立ち上がろうとした時、誰かが俺の肩を叩いた...。






?「なーに、1人で泣いてんだよ。」
真美「...えっ?
(祐叶を見て)


なんで?」
祐叶「何か隠してんだろーと思って、屋上にきてみたんだよ!
なんで1人で抱え込むんだよ。
いい加減、俺にも頼れって。」
真美「...(空笑いしつつ)何も抱え込んでなんかねぇーって!
ちょっと疲れたんだよ笑!
俺にだって疲れることくらいあるのー笑!
ほら!早く帰ろ!(祐叶の背中を押して急かす)」
祐叶「(動かずに)...。

(真剣な眼差しで)真美?」
真美「...。」
祐叶「...

俺はそんなに頼れねぇーか?
俺はそんなに信用ねぇーのか?」
真美「...。
そんなことねぇーよ。

でも...。(ふらっと倒れ込む。)」
祐叶「...!?

真美!?
おい!!真美!!!!」
真美「...(意識を失っていて、ぐったりとしてる。)」



...NEXT。
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