男性恐怖症なんて関係ない!?
今危機です…
手足の震えが止まらなくて…動機がすごくて…息苦しい…
授業どころじゃないと言いたいところなんだけど…
我慢…
「大丈夫?」
「多分…なんとか…これを乗り越えないと夢に近づけないんだもんね…」
「分かるけど…無理はダメだからね?
何かあったら絶対言ってよ?」
「分かってる…」
さすが葵、
でも乗り越えなくちゃいけないの…
夢を手にするためには…。
「じゃ、次は1人ずつ発声練習するわね?」
へー。
案外本格的に授業するんだ。
「では、
新しく入ってきた生徒もいるし1年生もいるから…」
「出た!真菜ちゃん恒例の腹式呼吸練習のスキンシップ」
へ?
なになに?
何するの?
「そう!流石晴輝分かってるねー!
はい!テキトーに2人1組になってください!」
この先生の言うことなんて聞いてたらあたしの命持たないかも…
「あの…一緒…」
「いいよ♡」
「あ…ありがとうございます!」
あー、葵さん。
あたしは放置ですか…
目を♡にさせちゃってさ?恋する乙女かっての!