男性恐怖症なんて関係ない!?



バレてないと思ったのにまさかの…バレてた…


早く抜け出せる!そう思ってたのに…


「飲み物取りに行くのか?」


「へ?」


そ…そ…そういう手もある…

それを理由に帰れば!
うん!なんてナイスアイデアなの!



「なら、俺も行く」


え?
なんでそうなった?

あたし帰りたかったのに…





帰れ……ない……



はぁ……
ため息何回目だろう…
変わりたくてStar☆専修高等学校に入学したのに一向に変わらない…



「かわれたら…なぁ……」


ほんと聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で言ったのに…




どうして…


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