男性恐怖症なんて関係ない!?


「りーりー!」


「あっ!葵!
ごめん。なかなか決まんなくて…」


そーなんです、あれから20分たって周りはみんな帰っちゃってあたし一人なわけ。
先生まで待たせちゃって…



「どーした?まだ悩んでるのか?」


「はい。
歌手になるには立ち方とかも大事だしモデルも…でも、表現力も大事だし演技も…ダンスだって踊れてほうがいいからダンスも…何がいいのか…」


「じゃ、モデル基礎とヴォーカル基礎、ヴォーカル1、演技基礎、演技1ダンス基礎でいいか?」



「そんなに沢山!大丈夫ですかね?」



「大丈夫だよ?
その代わり周りにみたいに休みはないぞ!
1限から6限までビッシリだ!」



「はっはい!」


よかったこの学校選んで正解だった


「璃々大丈夫?あんなに丸つけて!」


「まぁ、だって全部やりたかったし…」


「いっか!
璃々が頑張ろうってしてるんだし私応援するね!絶対卒業までにデビューしてよ!」


「それは…」



「璃々なら絶対大丈夫!」



「その自信どっから出てくるわけ?」



「さぁー?」



葵のばか!
まぁ、明日から頑張りますか!


明日から毎日メイク頑張ろう




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