男性恐怖症なんて関係ない!?
「おはようございます!」
緊張してるし、不安だし…でも気合いだけは充分。
さっきのオーディションとは雰囲気が違ってキョロキョロ。
今回のこのモデルオーディション
専属モデルを決めるオーディションなんだけど…
男女両方なの…
高校生向けの雑誌で
カップルやデート…学校などのシチュエーションに合わせた服やメイク…文具など色んなものを紹介してる…高校生なら誰もが見る雑誌の専属モデル…
受かる気すらサラサラない…
なんて頭をか変えてると…。
「ん?」
見ちゃいけないもの見たかも…
「裏山?」
「え?璃々ちゃん?」
「うそ!?璃々ちゃんも受けるの?」
マジか…こんな所で…そりゃそーですよね…。
誰よりも頑張ってんだもんね…。
とりあえず冷静に…
「先輩方も受けるんですか?」
「うん!このオーディション俺二回目なんだけどねー?」
「そ…そーなんですか…?」
いやどーでもいい。てか二回目って。あきらめろよとか心では可愛くないこと思ってます。
「蓮は初めてなんだよなー!このオーディション!」
「そーなんですか…。」
なんて行ってる間に呼ばれ…オーディションが行われる一室へ。
そして次々に呼ばれる名前…
そして最後に呼ばれたのは…蓮先輩…。
うっそーーーーー!?