男性恐怖症なんて関係ない!?
蓮side




「解散。」


周りは「疲れたー」だの「本格的に始めような」とか。色々言ってる…

その中で明らかに変なやつが1人…。



裏山璃々。






ふと思うた次の瞬間…。





「ハァハァハァ…ハァハァハァ…。」


「おい!」

それにつられて全員が振り返る…。




「ぇ?どーしたの?璃々ちゃん?」


「大丈夫…大丈夫だから…。」



そんな俺の声なんて聞こえてない…。












「璃々ちゃん?大丈夫?
蓮…やばいって…。」




みんなが騒ぎ立てる…騒げば騒ぐほど酷くなる璃々…。





とりあえず周りに静かにしてもらおう…その時……。









「おい!」


いきなり胸を抑え始めた…。



これがやばいってことは知ってた…。




「璃々ちゃん?大丈夫?」



それでも駆け寄るあいつら……。



「ちょっと部屋から出てくれないか?」


「え。でも…」


「大丈夫だから。」


渋々出ていくメンバー。




2人になってそっと声をかける



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