男性恐怖症なんて関係ない!?
家に帰ってベットの中でうなだれる…。
「蓮先輩が…好き…?」
いやいやあたしに限ってないない…。
そんな時…
〜♪
「もしもし?」
「璃々ー!久々!
声聞きたなってさ?電話したんです!」
「ほんと久々だね?だって毎日練習でなかなか会えてないし連絡取れてないもんね?」
「あっ!そうだ!あたしね?今度ファッションショーに出ることになったの!小さいやつだけど…」
「えーー!
よかったじゃん!さすがだね?葵」
「まぁね?案外頑張りました。
そうそう!最近どぉよ?体の調子は」
「まぁまぁかな?
薬は飲みっぱでも蓮先輩と話せるようにはなったよ?仕事だって割り切ってるからかもだけどね?」
「ま!それでも進歩だよね?」
「まぁね?」
「で?どーなのよ!蓮先輩のこと!」
きたきたよ…来るとは思ってたけど…いや…これどー反応するべき?
「ど…どう?って?」
いや…誤魔化せてるかな?
「好きーとか?気になるーとか?なんかないの?」
「い…いや…ね?」
やばいこれは時間の問題だ…
「ふーん?気になるんだ?」
「はい?」
なんでそーなるの?なんで?
なんも言ってないんだけど…!
「無理せず頑張りなさい!あたしは応援してます!それより晴輝先輩に会えないのが悲しいなー?今度逢いに行こうかな?」
「とりあえずは、ファッションショー頑張ってよ!
そのあとね?」
「わかったよー!
また連絡するね?」
「うん!」
焦った…さすが葵……。
あの人には嘘すらつけません…。