男性恐怖症なんて関係ない!?
璃々side

夏休みもあと半分


専属モデルになって7月8月と撮影が終わり残すは9月号の撮影だけ

ドラマは11月からのドラマで
顔合わせに衣装合わせでもぉバタバタの夏休み

あの後映画のオファーまでもらっちゃってただいまハードスケジュールなあたし。

葵の張り切った声なんてどーでもいい


「ねー?まだー?」

「まだー!!!」

カバンには台本が2冊メイクポーチに薬もちゃんと入れて!



今日もいってきます!誰もいない玄関に挨拶を振る。


「よし!行こ??」

「ん?璃々夏休み前と少し変わった?」

「??そうかな?」

「多分葵の勘違いかな?わかんないや!」

何それ。なんて思いながらもあたしは学校に向かう


『ねぇ?』

「え?」

「先にどうぞ?」

「じゃ私から!ファッションショーが良かったみたいでね?あの有名雑誌の専属になりましたー!」

「え?じゃぁ9月号の新人って?」

「そう!私です!よろしくね?先輩璃々ちゃん!」

「えーーーーー!?」

「テレビ取材も入ってるから!よろしくね?」

「マジか!?」

「で?そっちは?」

「あっ!ドラマが11月からでまだちゃんと撮影が始まったわけじゃいんだけど報告。あとは映画のオファーももらってて、それはもう始まってる」

「映画??あんたも大物に……」

「なってません!」

「まぁあと残す所半分の夏休み!お互いがんばろう!」

「うん!」


「なに?あさからげんきだね?」

「え?晴輝先輩!?」

葵さん?朝からテンション高いわ目はハートだわ何とかなりませんか??



とりあえずは今日のライブを頑張ろう!


2日後のライブは取材が入る!!

だから絶対に頑張らなくちゃ、絶対有名になって見返してやるんだから!!

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