朱い異国人と蒼い少女
地下1階。 そこは光が届かない冷たい場所。

ガチャ

そこに茜はいた そして怪我をさせた張本人も。


しばらくの沈黙を破ったのは琉紫亜だった


「何しに来た? 話すことなんてないだろう??

怪我をさせた原因を聞きに来たのか。」


「そうよ。なんで私は殴られたのか。

納得がいくわけがないじゃない。

意味がわからないわよ。」


「鬱陶しいんだよ。

敵に情を送って、いい人気取りでもしたい? そう

いうの辞めてくれない?」


唖然とした。まさかそんな風に思われてたなんて。

でも、それだけでは納得のいく私ではない。

「は? 意味わからないんだけど。

助けたのに鬱陶しいって、、!! それがあなたの

国での礼儀?!?」



初めて他人にぶちギレた瞬間でした。




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