今日はキミに
ホームルームから、一週間後。
今日は待ちに待ったリーダー研修会だ。
萌愛と朝から女子の点呼を取り、
バスに乗ろうとした時だった。
実行委員グループには、
二人席が3個用意されていた。
つまり、私と萌愛が2人で座ると、
上原さんに悪いということになる。
「ここは公平に…」
「「「「「「グーチーパーで」」」」」」
「だな。笑」
と、杉原くんも笑っている。
「じゃあ早速やろうよ!」
と萌愛。
「せーの!」
「「「「「「グーチーパーっ!」」」」」」
私はチョキを出した。
もう1人のチョキは…
佐倉くんだ。
「よろしくな、上原。」
「こちらこそ。」
と、しっかり者の
上原さんと杉原くんは
同じパーで隣だそう。
「なんでこんな時まで理人なのっ?」
と言いながらも若干顔が
綻(ほころ)んでる萌愛。
と
「はいはい、俺で許してよ。」
と笑う理人。
この2人お似合いだよ…!!って思う。
すると、佐倉くんがこちらに目を向けて、
「よろしくね、小森さん。」
「う、うん!よろしくね、佐倉くん。」
と言葉を交わし、席に座る。
そして私が寝ちゃったのはすぐあとの話。
今日は待ちに待ったリーダー研修会だ。
萌愛と朝から女子の点呼を取り、
バスに乗ろうとした時だった。
実行委員グループには、
二人席が3個用意されていた。
つまり、私と萌愛が2人で座ると、
上原さんに悪いということになる。
「ここは公平に…」
「「「「「「グーチーパーで」」」」」」
「だな。笑」
と、杉原くんも笑っている。
「じゃあ早速やろうよ!」
と萌愛。
「せーの!」
「「「「「「グーチーパーっ!」」」」」」
私はチョキを出した。
もう1人のチョキは…
佐倉くんだ。
「よろしくな、上原。」
「こちらこそ。」
と、しっかり者の
上原さんと杉原くんは
同じパーで隣だそう。
「なんでこんな時まで理人なのっ?」
と言いながらも若干顔が
綻(ほころ)んでる萌愛。
と
「はいはい、俺で許してよ。」
と笑う理人。
この2人お似合いだよ…!!って思う。
すると、佐倉くんがこちらに目を向けて、
「よろしくね、小森さん。」
「う、うん!よろしくね、佐倉くん。」
と言葉を交わし、席に座る。
そして私が寝ちゃったのはすぐあとの話。