Butterfly 〜俺だけのお姫さま〜
8時。



朝食を食べ終え、簡単に食器を片付けて、自分の部屋までバックを取りに行く。





朝から1階の厨房と2階の姫の部屋、そして3階の自分の部屋を行き来しないといけない。





でも、こんな大変なのも朝だけ。






5分後、姫を部屋まで迎えに行く。







コンコン................................



「姫、支度できましたか??」


ドアの向こうの姫に言う。





「ちょっと待ってぇ。」




姫の声がする。







カチャ................................





少しして、姫がドアを開ける。








今日もかわいい姫..............................






フワッといい香りがした。





姫がいつも使っているボディクリームのグレープフルーツの香り。
< 10 / 16 >

この作品をシェア

pagetop