Butterfly 〜俺だけのお姫さま〜
え??



今、なんて言った??




ここで暮らすって??





わけが分からないまま、話が進んでいく。





「ここで働きますね」


母が言う。



ここで働く??



まだ小学生だった俺には意味が分からない。





「じゃぁ、よろしくお願いしますね。」


女の人が言う。


「こちらこそ居候させてもらってすみません。」




居候??


ほんとにここに住むのか??





「翔もあいさつしなさい。」


母が俺に言う。


「え??えっと................お願いします.................」


俺はわけが分からないまま頭を下げた。









こうして俺と母はこの大きなお屋敷に住むことになったのだ。
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