Butterfly 〜俺だけのお姫さま〜
「姫。おはようございます。朝ですよ。起きて下さい。」




俺の仕事は姫を起こすことから始まる。





「んん〜....................」


姫はいつもなかなか起きない。




「姫。遅刻しますよ。」




俺は姫を揺すって起こす。






「んん......................翔................おはよぉ。」





姫が目を擦りながら、体を起こす。





「おはようございます。着替え置いておきますからね。」



俺はいつものように姫の制服をソファの上に置いて、朝食を準備するために部屋を出た。





1階の厨房に降りて、俺と姫の2人分の朝食をもらい、2階のダイニングまで運ぶ。




毎朝、姫と2人で朝食をとる。




テーブルにセットして、姫を呼びに行く。












そして、7時30分。






「「いただきます。」」











姫と過ごす1日の始まり。
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