年上のアナタと大人の恋ができたなら
●engagement

彼との同居も仕事も順調
そして小百合さんから裏方を教わりながら忙しい毎日を過ごしていた
駿介さんも忙しいながらも無理はしないようにという
私のお願いを聞いてくれて夜もさほど遅くならないで帰ってきている

そんなある日のこと、それは駿介さんの一言で始まった

「パーティ?」

「他の会社のなんだけど今回俺が出席することになってね
出来ればパートナー同伴って言われたんだ」

「パートナー同伴?」

「うん要は奥さんとか婚約者、恋人とかなんだけど」

「それに私が?」

「うん、だって美月は俺の恋人だし美月以外の同伴は考えてない
もし美月が行けない時は1人で行くつもりだけど」
と言う駿介さん

「それはいつですか?小百合さんに聞いてみないと分らないので」

「パーティは来週の金曜日の夜からだから聞いてみてくれるかな?」

「分りました明日聞いてみます」


★----------★


翌日お店に行くとさっそく小百合さんに話をしてみた
するとシフトを調整してくれることになった
早上がりでもいいと言ったけど1日休みにしてくれた
さっそく彼にメールすると即返事がきた

しかしパーティか、専務だからこそだよね
うーんどうしたらいいのか
徐にケータイを取りだすとある人に電話をした


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