年上のアナタと大人の恋ができたなら
「美咲さーん」と声をかけると
「美月ちゃんひさしぶりー」と手を振りながら近寄って来た
そう私が電話した相手は駿介さんのお兄さんのお嫁さんの美咲さんだ
あの実家に行った日に連絡先を交換してちょくちょく連絡を取り合っていた
もちろんお義母さまや唯さんとも連絡先は交換している
美咲さんは今までにもお兄さんについて何度かパーティにも出てると
聞いていたので今回電話したという訳だ
「とりあえずどこかお店に入りましょ」
と傍にあったコーヒーショップに入ると
「で昨日相談されたことだけどパーティなんてそんな大袈裟なものじゃないから
あまり難しく考えなくても大丈夫よ、特に今回はよその会社のお呼ばれでしょう?
駿介君の傍にいてあとは彼任せでいいと思うわ」
「服装とかはどうしたらいいんでしょう、ワンピースならあるんですけど」
「今後のことを考えるとフォーマルなものを1着持ってるといいんだけど
私が持っているのじゃちょっとサイズが合わなそうだしこれからちょっと見に行ってみる?
それで最終的に駿介君ともう一回来るといいわね、彼の意見もあるだろうし」
「すみません、初めてでよく分らなくて」
「最初は私もそうだったもの、でもこればかりは慣れるしかないわ
まぁ駿介君が一緒だから大丈夫と思うわ」
と言いながら一軒のお店に入る、そこはパーティドレス専門店で
入り口入った瞬間から色々なドレスがディスプレイされていた