年上のアナタと大人の恋ができたなら
「あの言葉?」
「フィアンセって言ったこと
こんな場所で言うつもりはなかったんだけど
俺は将来美月と結婚したいと思っている
実はキミのご両親には話して了解もらっているんだ」
「え!?ホントですかそれ」
「ホント、ごめん黙ってて
機会をみてプロポーズするつもりでいたんだ
まさかここで言うことになるとは思ってなかったけど」と私の目を見ると
「美月、俺と結婚してほしい」
「私でいいんですか?」
「美月がいいんだ俺はこの先もずっと一緒にいたい
一緒に幸せになりたい」
「美月返事は?」と顔を覗きこまれる
「私でよければ宜しくお願いします」というとぱあーっと顔が明るくなる
そしてぎゅっと抱きしめられる
「美月ありがとう、俺最高に幸せだ」
「ふふ私もです」そう言うとしばらく抱き合ったままでいた