年上のアナタと大人の恋ができたなら
駿介side
その日の夜・・
明日は本来なら仕事なのだが1件キャンセルが入った
残った仕事は急ぎは無かったので丸1日休みになった
明日は久しぶりの休日だ
さて何して過ごすか・・ふと浮かんだのは美月ちゃん
デートに誘ってみるか?とさっそく電話してみる
すると3回のコールで彼女が出た
<もしもし>
「やあ美月ちゃんこんばんは、今話しても大丈夫?」
<はいどうしました?>
「美月ちゃん明日は仕事?」
<いえ休みです>俺はガッツポーズを作った
「実は俺も休みなんだ、よかったら明日どこか出かけないか?」
と言うとちょっと間があき
<あの明日は行きたいところがあるんですけどそこでいいなら>
「もちろん俺は構わないよ」
<それじゃあ明日どこで待ち合わせますか?>
「美月ちゃんの家まで迎えにいくよ」
<家までなんてご迷惑じゃないですか、私は別に駅とかでもいいですけど>
と言われた、俺がキミに少しでも早く会いたいからなんだけど
「大丈夫だよ家から近いしね、ちなみに行き先は?」
「鎌倉です、でも本当に迎えに来てもらってもいいんですか?」
「もちろん、鎌倉ならクルマで行こう朝8時くらいでいいかな?」
「はいそれで」
明日8時に迎えにいくことで会話を終わらせた
とりあえず明日のデートが確定した、これでまた1歩彼女に近づけた
そう思うと今から明日が楽しみでしかたない 俺は中学生のガキか
こんなに浮かれてる自分に苦笑しつつ既に気持ちは明日のことを考える俺がいた