年上のアナタと大人の恋ができたなら
「「有難うございましたー」」お客様を見送ってひと区切りつくと
「美月ちゃんその後桐生さんとは上手くいってるの?」と小百合さん
「はい駿介さん忙しそうで中々会えてはいないですけど
毎日メールとか電話で話してます」
「クリスマスはどうするの?一緒に過ごすんでしょ」
「うーんどうかな?その話題は出ていないんですけど」
「2人にとって初めてのクリスマスなんだからきっと何か考えているはずよ
いいわねー2人で過ごすクリスマス」とうっとりする小百合さんに苦笑
「そういえば美月ちゃんは桐生さんにクリスマスプレゼントは何あげるの?」
「それが何も思いつかなくて」
「専務ともなると何でも持っていそうよね、それとなく聞いてみたら?」
「それとなく、ですか?」
「初めてのクリスマスなんだもの、何かあげたいでしょ?」
「そうなんですけど・・」
「まぁまだ時間はあるからゆっくり考えることね」
「そうします」