年上のアナタと大人の恋ができたなら

いくつかデッサンを書き終わったところでタブレットに保存
時計を見ると19時少し前
駿介さんからは19時くらいには帰れるとLINEを貰っているので
作った料理の仕上げをしようかと思っていると
チャイムが鳴ったので玄関に行きドアを開けると

「ただいま」と駿介さんが抱きついてきた

「お帰りなさい、お疲れさまでした
お風呂沸いてますよ入ってきてください
その間に料理を用意しておきますから」

と言ったがなかなか離してくれない

「駿介さん?」

「もうちょっとこのままで」と言いぎゅっと抱きしめられた

「とりあえず充電完了」と離されるとバスルームに向かった


駿介さんがお風呂からあがり夕食を済ますと
2人キッチンに並び後片付けをする
そして私の淹れた紅茶を飲みながらソファーで寛ぐ
駿介さん曰く1日のうちでこの時間が一番癒されるらしい

「仕事忙しいんですか?」

「まぁそうだね、普段から忙しいけどこの時期は特にかな
そういう美月だって今1番忙しいんじゃないか?」

「んーでもシフト調整して人数増やしているのでそうでもないですよ
ちょっと忙しいかな?ってくらいで」

「24日は仕事を早く切り上げるから一緒に過ごそう」

「大丈夫なんですか?そのために無理とかしないでくださいね」


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