【続】Believe*Future
岩垣の所まで来た。
みんなとはかなり離れて、岩が壁になり、2人だけの空間ができた。

空「……。」

「空輝、どうしたの‍?」

空「……海、入ろうか。」

「大丈夫なの‍?」

空「ここ、まだ浅いし、はしゃぐわけじゃないから大丈夫。」

「じゃあ、少しだけね。」


私は空輝の手を握って入ろうとした。


空「……脱がねぇの‍?」

「え‍?」

空「上の服、濡れるだろ‍?」

「この服、このまま入っても大丈夫だから大丈夫だよ!」

空「そういうことじゃ……」

「え‍?」


私は分からなく、首を傾げた。


空「俺にも見せてくれねぇの‍?
結愛の水着姿見たい。」


真顔で言ってくる空輝に私の顔は熱が集まって、きっと顔が赤くなったのが分かる。


「///う、うん。い、いいよ。」


顔が赤いまま、私はファスナーを上から下ろして脱いだ。
より顔が赤くなっていく。

俯いていた顔を上げ、空輝の顔を見た。
空輝の顔が赤くなっているのが分かった。


空「ボソッ)ヤベぇな…。」

「空輝‍?」


手を引っ張られ、ギュッと抱きしめられた。
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