【続】Believe*Future
空「めちゃくちゃ似合ってる。可愛い。」
耳元で囁かれ、余計に体温が上がったのが分かったけど、空輝に言われたことが嬉しかった。
だから私も
「空輝もかっこいいよ!」
空「……はぁ。」
え?ため息つかれた。
そして、急に胸に顔を埋めてきた。
「……空輝?」
チクッ
「……いたっ。」
空「これから、そういう顔も、そういう言葉も俺の前だけにしろよ。」
「え?」
「これで、みんなの前で服脱げねぇな。」
イタズラなような笑った顔で言って、空輝の視線を見ると、
「……あ。」
そこには赤いマークが付いていた。
さっきの行動を思い出し、私はまた顔を赤くした。
空「顔、真っ赤。」
「く、空輝が…!」
空「独占欲、強いから。俺の印な。」
笑顔で言ってきた。
この暑い夏に私をさらに暑くするのはいつもキミだから。