【続】Believe*Future
ガチャッ
陽「やっぱ、ここにいた。」
「陽翔、今日来る日だったけ?」
陽「予定より早く終わったから、
結愛迎えに来た。」
「……?(今日何かあったっけ?)」
陽「なんにもないけど、
ここに居たってどうせ暇だろ。」
祈「陽くんもここに居たらいいのに。」
陽「なんで、お前らと一緒に
居なきゃいけねぇんだよ。それから、
陽くんじゃなくて、陽翔さんだろ!」
晃「いいじゃん。タメなんだし。
仲良くなろぜ。」
陽「俺はお前らを認めたわけじゃねぇ。
俺が居ない時は結愛が寂しがるから
居てもいいって許可を出してるだけだ。」
これはヤバイ。
陽翔のスイッチが入る前にここを離れなきゃ。
「今日はもう帰るね。」
祈「結ちゃん帰っちゃうの?」
「うん、もともと桜嵐に寄る予定だったから。ごめんね。」
流「しょうがないよ。祈颯。」
祈「分かった。じゃあ、今度僕たちの倉庫来てね!」
陽「行かせねぇから。
行くぞ、結愛。」
陽翔はすぐさま屋上から出ていった。
「…今度、遊びに行かせてね。」
祈「うん!」
私も急いで、陽翔を追った。