-LAST EDEN-
ひととおり聞き終えた敬斗は『どうして自殺しないの?』とあたしに聞いた。

理由を説明すると、なるほどね、と何度かうなずいて納得したようだった。

それから当たり障りのない会話をして、レストランを出た。

このあとどうする?という敬斗に任せる、というと車に案内してくれた。

いつもなら全体乗らないけど、なんとなくもう少し一緒にいたくて助手席に乗り込んだ。
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