-LAST EDEN-
不愉快だった。

そうやって近づいてくる人間を腐るほど、腐って吐き捨てたいほど見てきたから。

あなたも所詮そいつらと同じ人種なのね。

そう思った瞬間、あたしは心を閉じた。

いつものように拒絶して排除してしまえばいい。

それで済む話。

そう、いつものように。




『わかったような口きかないで。同情してるフリして見下されるのはもういらない。
だからあなたもいらないわ。』
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