-LAST EDEN-
絶対あれだ。

だって走ってこっち向かってきてるし。

なんとなく逃げたくなったけど、タイミングを逃してしまった。

彼は息をきらせながら

『結愛さん?』

と電話のときと同じように聞いた。

『そうですけど。』

というと敬斗は初めまして、と笑った。
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