副社長と秘密の溺愛オフィス
「後悔させないって言ったし。俺もこんなところじゃなくて、ベッドでゆっくり明日香を愛したい」
〝愛したい〟
その言葉がわたしの胸を甘く締め付けた。ドキドキと心臓が早鐘のように音を立てていた。
抱き上げられて近づいた彼の顔に手を伸ばし、頬に触れた。今この瞬間、彼を独占しているのはこのわたしだ。
甲斐建設の副社長でもない、マスコミをにぎわす不埒なプレイボーイでもない。ただわたしだけをみつめてくれる、愛しい人。
「たくさん、愛してください」
するっと大胆な言葉が出てきた。でもこれがわたしの心からの素直な気持ちだ。
「おおせのままに。お姫さま」
わたしの緊張を解く、少しおどけていった彼の顔。にっこりと得意げにほほ笑むその様子に、わたしも頬を緩めた。
そんなわたしを抱き上げたまま、彼は寝室に向かう。そしてベッドにわたしを下した瞬間さっきまでの軽い雰囲気にとってかわり、彼の目に熱いものが宿っているのに気がついた。
「お遊びはここまで。ここからは、めいいっぱい俺を感じてほしい」
「はい」
彼は自らの服を脱ぎ捨てると、ゆっくりとわたしをベッドに横たえた。
そして覆いかぶさった彼が、熱にまみれた目でわたしを見つめる。
〝愛したい〟
その言葉がわたしの胸を甘く締め付けた。ドキドキと心臓が早鐘のように音を立てていた。
抱き上げられて近づいた彼の顔に手を伸ばし、頬に触れた。今この瞬間、彼を独占しているのはこのわたしだ。
甲斐建設の副社長でもない、マスコミをにぎわす不埒なプレイボーイでもない。ただわたしだけをみつめてくれる、愛しい人。
「たくさん、愛してください」
するっと大胆な言葉が出てきた。でもこれがわたしの心からの素直な気持ちだ。
「おおせのままに。お姫さま」
わたしの緊張を解く、少しおどけていった彼の顔。にっこりと得意げにほほ笑むその様子に、わたしも頬を緩めた。
そんなわたしを抱き上げたまま、彼は寝室に向かう。そしてベッドにわたしを下した瞬間さっきまでの軽い雰囲気にとってかわり、彼の目に熱いものが宿っているのに気がついた。
「お遊びはここまで。ここからは、めいいっぱい俺を感じてほしい」
「はい」
彼は自らの服を脱ぎ捨てると、ゆっくりとわたしをベッドに横たえた。
そして覆いかぶさった彼が、熱にまみれた目でわたしを見つめる。