私の声、あなたにとどきますか
私のスマホに表示された文字の羅列
私が1番おしゃべりになる場所

それがこの掲示板
ポエムや小説を書き込む
お互いのを読みあって
気に入った人にフォローをかけ
いいねをしあう

自分と同じ傷を抱えている人が
いるとなんだか心が軽くなる

それだけでまだ私の中に
集団心理があるのだと安心する

分かっている
そんなのただの逃げだって
こんな所で吐き出すのじゃダメだって

弱虫なだけなのかもしれない
甘えているだけなのかもしれない
逃げているだけなのかもしれない

でも、彼女が好きと言ってくれた
この声で彼女を傷付けたくなかった
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