クールアンドドライ
電話の呼び出し音が、聞こえてくる。
少しうとうとしていたらしい、ゆっくりと意識が、戻ってきた。
「もしもし」
「寝てたのか?」
ディスプレイを確認しないで出てしまった。
機嫌の良くない声で、課長だと判った。
「はい、少しうとうとしてました。」
「そっか、・・」
続く沈黙が不自然で、どうしたんだろう?と思い、口を開く。
「課長?何か用ですか?」
少し、無愛想だったかなぁ。なんか、緊張してしまって、うまく話せない。
「ああ、あのさ、・・会って話たいんだけど、、」
「ごめんなさい、今、実家なんで・・」
「そっか、・・じゃあ、明日、会えないか?」
「あ、はい、大丈夫です。」
「ん、じゃあ後で連絡する。じゃあまた。」
「あ、課長。」
「ん?」
「お、おやすみなさい。」
「ああ、おやすみ。」
明日、会える事に嬉しいと思う自分がいる。
思わず、ベッドの上でゴロゴロ転がった。
肝心な事は、何も聞けてないのに、声を聞けただけで、嬉しくなってしまう。
明日は早起きしよう!
うかれた気分のまま、眠りについた。
少しうとうとしていたらしい、ゆっくりと意識が、戻ってきた。
「もしもし」
「寝てたのか?」
ディスプレイを確認しないで出てしまった。
機嫌の良くない声で、課長だと判った。
「はい、少しうとうとしてました。」
「そっか、・・」
続く沈黙が不自然で、どうしたんだろう?と思い、口を開く。
「課長?何か用ですか?」
少し、無愛想だったかなぁ。なんか、緊張してしまって、うまく話せない。
「ああ、あのさ、・・会って話たいんだけど、、」
「ごめんなさい、今、実家なんで・・」
「そっか、・・じゃあ、明日、会えないか?」
「あ、はい、大丈夫です。」
「ん、じゃあ後で連絡する。じゃあまた。」
「あ、課長。」
「ん?」
「お、おやすみなさい。」
「ああ、おやすみ。」
明日、会える事に嬉しいと思う自分がいる。
思わず、ベッドの上でゴロゴロ転がった。
肝心な事は、何も聞けてないのに、声を聞けただけで、嬉しくなってしまう。
明日は早起きしよう!
うかれた気分のまま、眠りについた。