クールアンドドライ
向こう側の世界
なんだかんだあった年末年始。
今日は、初出勤の日だ。
年始の挨拶がすんだあと、いつものように仕事に取りかかった。
と言っても初出勤なので、ゆったりとしている。
この時期に去年のデータをまとめていた。
お昼休みになる頃、小田さんに捕まった。
「忘年会欠席して、何していたの?滝ちゃん。」
ニヤニヤと、まるで答えを知っているかのような顔して、聞いて来る。
「えっと、何してたんだっけ?」
取りあえずごまかしてみた。
でも、小田さんは、退かない。
他の社員もいる休憩場所で、認めたくはない。
何となく、社内恋愛って隠しておくべきだと思う。
すると、彼女は思いもよらない爆弾を落とした。
「私の彼氏と課長って、結構仲が良いんだよね。課長が彼氏に相談してたのも知ってるし。てか、私の前でも平気で話てたよ、課長。」
「はぁああああ?んな、なにそれ?」
「ちょ、ちょっと、声!でかいから!」
「あ、・・・すみません。」
何となく、周りにも軽く会釈しといた。
まぁ、でも、今の小田さんの発言でやっと分かった。
青木さんが、浮かれてるからだろって言った、本当の意味が。
多分、彼は知っていたんだ、私と課長の関係を。
そっかー、妙に納得。
クリスマスが近いから、浮かれてるからだろって言われたのかな?と思ってたけど、違った。
今日は、初出勤の日だ。
年始の挨拶がすんだあと、いつものように仕事に取りかかった。
と言っても初出勤なので、ゆったりとしている。
この時期に去年のデータをまとめていた。
お昼休みになる頃、小田さんに捕まった。
「忘年会欠席して、何していたの?滝ちゃん。」
ニヤニヤと、まるで答えを知っているかのような顔して、聞いて来る。
「えっと、何してたんだっけ?」
取りあえずごまかしてみた。
でも、小田さんは、退かない。
他の社員もいる休憩場所で、認めたくはない。
何となく、社内恋愛って隠しておくべきだと思う。
すると、彼女は思いもよらない爆弾を落とした。
「私の彼氏と課長って、結構仲が良いんだよね。課長が彼氏に相談してたのも知ってるし。てか、私の前でも平気で話てたよ、課長。」
「はぁああああ?んな、なにそれ?」
「ちょ、ちょっと、声!でかいから!」
「あ、・・・すみません。」
何となく、周りにも軽く会釈しといた。
まぁ、でも、今の小田さんの発言でやっと分かった。
青木さんが、浮かれてるからだろって言った、本当の意味が。
多分、彼は知っていたんだ、私と課長の関係を。
そっかー、妙に納得。
クリスマスが近いから、浮かれてるからだろって言われたのかな?と思ってたけど、違った。