吹恋
―6月―
「コンクールの練習しんどいなぁ」
「まあ…」
「平山なんかおもろいこと言って」
「いや、無茶ぶりすぎです」
コンクールに向けての練習が続いていた。そこまでキツくはないが、同じ曲をひたすら繰り返すことに苦しさを感じていた。
そんなとき。
「まって、リサちゃんのチューナーマイクなかったっけ?」
「え、はい」
「買った方がいいけど、どんなんかわからんよなーどうしよー」
「じゃあ先輩とリサちゃんで出掛けたらいいじゃないですか?
「「えっ」」
「ちょっとそれは…誤解を招くというか」
「じゃあ3人で行きますか?」
「いやでも、平山の横を歩くのはいやや」
「2人は嫌やんな?リサちゃん?」
「私はいいですけど…」
「え、いいの?」
とか言ってたけど。チューナーマイクは後日、全員分先生が頼んだ。
「コンクールの練習しんどいなぁ」
「まあ…」
「平山なんかおもろいこと言って」
「いや、無茶ぶりすぎです」
コンクールに向けての練習が続いていた。そこまでキツくはないが、同じ曲をひたすら繰り返すことに苦しさを感じていた。
そんなとき。
「まって、リサちゃんのチューナーマイクなかったっけ?」
「え、はい」
「買った方がいいけど、どんなんかわからんよなーどうしよー」
「じゃあ先輩とリサちゃんで出掛けたらいいじゃないですか?
「「えっ」」
「ちょっとそれは…誤解を招くというか」
「じゃあ3人で行きますか?」
「いやでも、平山の横を歩くのはいやや」
「2人は嫌やんな?リサちゃん?」
「私はいいですけど…」
「え、いいの?」
とか言ってたけど。チューナーマイクは後日、全員分先生が頼んだ。