初恋は、許されない恋でした。
晴瑠「美鈴、おはよ。」


『おっはよーう晴瑠ちゃーん!!』


晴瑠「げ……なんか今日の美鈴気持ち悪いんだけど……。」

会って早々こんなこと言われましたよ?!

『気持ち悪いなんて酷いなぁ♪』

ほんっとに引いてる目されてます。
朝から悲しい←

晴瑠「あんた何かあったでしょ。
その原因は王子様ね、ほら、早く話してみなさい。」


『さすが晴瑠ー!!
あのねあのね……



それでね……なの!!』


(はい、面倒くさくて飛ばしました←おい)


晴瑠「……あの冷徹王子様が?

……信じらんない。
夢でも見たんじゃないの。」

『そ!れ!は!私も思ったー。
でもね、ほら、麻生くんってしっかり書いてあるじゃん!』

ほら、と見せると晴瑠は信じられないとでも言うように目を見張った。

晴瑠「……美鈴……もしかしてあんたとんでもない奴手懐けたんじゃ……?」



『麻生くんはそんな人じゃありませーんっ昨日もすっごく優しくてかっこよかったんだから!』

晴瑠「……ちょっと、ぼけてないで正気に戻んなさいよ。
あの王子様が、なんであんたの名前知ってんの?
なんであんたには優しいの?

特別扱いじゃん……」

『いや、それはないね!
きっと麻生くんは皆にあぁなんだよ~、優しいなぁ~♪』


晴瑠「……ちょっと夢の世界に入ったねー……。

ま、面白いことにでもなったんじゃないの。頑張れー。」


『えへへ、友達になれるように頑張る!』
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