眠らせ森の恋
「すみません。
 このことはご内密に」

 では、と腰から忍者が消えるように逃げていった。

 いや、本物の忍者がそのような消え方をするものなのか、会ったことがないので、わからないのだが……。




< 299 / 381 >

この作品をシェア

pagetop