眠らせ森の恋
 運送屋に指示しながら、小枝子が中に入っていったあと、つぐみは言った。

「嘘でも言っていただいてありがとうございます」

「別に嘘じゃない。
 ま、幸せだと思うかはお前次第だがな」
と言って奏汰は中に入っていった。






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