(完)最後の君に、輝く色を
「ごめんなさい」
「やけに素直だな、まあいいや。
描く気になったのか?」
「うん」
「お、それはよかった。
でもなんで急にその気になったんだよ?」
飛鳥のことを言いかけて、やめた。
口にしたら消えてしまいそうな気がしてしまう。
「…なんとなく」
「へえ、ま、頑張れよ」
太陽みたいな眩しい笑顔を向けられて、思わず目を細めてしまう。
どうしてどうして、先生が私だけに視線を向けて話してくれる、それだけで嬉しいのはなんでなんだろう。
「やけに素直だな、まあいいや。
描く気になったのか?」
「うん」
「お、それはよかった。
でもなんで急にその気になったんだよ?」
飛鳥のことを言いかけて、やめた。
口にしたら消えてしまいそうな気がしてしまう。
「…なんとなく」
「へえ、ま、頑張れよ」
太陽みたいな眩しい笑顔を向けられて、思わず目を細めてしまう。
どうしてどうして、先生が私だけに視線を向けて話してくれる、それだけで嬉しいのはなんでなんだろう。