(完)最後の君に、輝く色を
二階にある非常階段を降りれば、殺風景なゴミ捨て場に出る。
「もういいや。どこにでも連れてっちゃって。あ、でも私たち上靴だよいいの?あ、しかもスケッチブックまで持ってきちゃった」
明らかに無理して笑う夏実を再び引っ張る。
「そのまんまで大丈夫。行くぞ」
そのまま、裏門から外に出て、田舎道を抜け街中をしばらく歩いた。
やはり、俺らは不信らしくすれ違う人ほとんどにジロッと見られた。
でも怖くない。
そして、目的地にたどり着いて、中に入った。
「えっ、ここジム?」
「もういいや。どこにでも連れてっちゃって。あ、でも私たち上靴だよいいの?あ、しかもスケッチブックまで持ってきちゃった」
明らかに無理して笑う夏実を再び引っ張る。
「そのまんまで大丈夫。行くぞ」
そのまま、裏門から外に出て、田舎道を抜け街中をしばらく歩いた。
やはり、俺らは不信らしくすれ違う人ほとんどにジロッと見られた。
でも怖くない。
そして、目的地にたどり着いて、中に入った。
「えっ、ここジム?」