Xmas。
「おい、あず。飲みすぎだろ」
「んん〜?」
「顔真っ赤だし。これ直しとくから水飲め水」
「酔ってません!」
頭が少しふわふわしながらも悠さんがワインを持って行こうとするのを腕を掴んで阻止した。
「こら。離せ酔っ払い」
「まだ飲みます〜!」
「あーもー!お前酔っ払ったら絡むタイプの人間か!」
「悠さあ〜〜ん」
それでも離れようとする悠さんの腕にしがみつく。
「とりあえず水持ってくるから離せ!」
「そばにいてください〜〜」
「戻ってくるから!」
「むぅ…」
頭をポンポンとされて渋々腕を離せば、優しい笑顔で頭を撫でられた。
「いい子だな。ちょっとだけ待ってろ」
「はあい…」