Darkest White
そのあと何店か周り、本当に申し訳なさでいっぱいになった。
「お前…下着は?」
「え…。」
いや、何その単刀直入な聞方?!?
いくらイケメンでもそれは許さ、
「毎日同じの履かれるとさすがに引く。」
な、なんだとおおおお!!!
怒った。
激おこ。
というわけで、下着店にきたわけだけど…
「胸ねえよな、お前。」
「は?」
「フッ…幼児体型。」
「も、お!やめてってば!お好みの体型じゃなくて悪かったわね!」
「幼児、」
「黙れ!」
頬を膨らませて睨めば、
「お、女子力。」
って、完全に舐められてるよね、100%見下されてるよね。
仮にも同い年なんだけど…
「で、どれ?」
「なんで一緒に買うわけ?!」
「悪いか?」
「わ、悪いでしょ!」
だけど光は一向に言うことを聞いてくれない、頑固頭だ。
「Aカップ?」
「は、はあ?もっとあるし!」
「へえー。」
「Cだし!」
ちょっと盛ってるけど!
「あっそ。」
光はどうでもいい、といった様子で前を歩いていく。
興味ないなら聞くな!こっちが恥ずかしいじゃん……!
「パンツは?」
「だ、から!そういう聞方しないでくれるかな?下の下着は?でしょ!」
「下の下着は?」
「だからもういいってば!」