嫉妬アレこれ
『ひなー。』

「あぁ?」

『何してるの?』

「……」

『…。はぁ』

今、私(舞姫)は彼氏の陽(ひな)の部屋に遊びに来ている。

付き合った当初からだけど、彼は何も話してくれない。

「なんでいんの?」

「面白くないでしょ?」

『っ…。』

「暇なら来なきゃいい」

バンッ(出ていく)

『っ…。ひ、な。』


次の日から私たちは学校でも全く話さなくなった。

「舞姫ちゃん、最近陽くんと話してないね。」

『そうかな?あ!そんなことどーでもいいから、昨日のあれ面白かったね!』

「う、ん。そうだね」


「陽〜、お前最近舞姫ちゃんとはなしてんのみねーな。」

『そうか?それよりYXの第5回目ってどうやって攻略すんの?』

「それはだな〜、……」

1ヶ月経過

『ひな、今何してるかな』


「舞姫、…。今頃後悔しても遅いか…」


そんなある日、学校帰りのバス

『あ〜、今日は1便で帰んないとか、誰かいるかな?』

ウィーン ガチャ

『あ、、』

「!…。」

私と陽の二人しか居ない。

出発します

遠くに離れてても変なので近くに座る

「舞姫、。」

『な、に。』

「好きだよ。」

「冷たくして本当に悪い。」

『!!』

「もう嘘は言わない。」

「また、俺とやり直してほしい」

『ひ、な。悲しかったんだよ。もう別れたくない』

「あぁ。約束する」

『好き、大好き』

「舞姫、俺も好きだよ」


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