男装女子。FIRST SEASON

台風女、登場。













それは突然だった。



時計の音だけが聞こえる、静かな部屋。



偶然かそれとも必然か…



もしくは運命のどれかだ。



















夜「俺のプリンンンンンンンンンンン!!」













たった今、夜のプリンがご臨終されました。



夜「ズーン…。」



夜がプリン楽しみに勢い余って机にぶつかり、プリンは落ちてしまった。



結「夜のせいじゃない??」



『それ正論。』



夜「ズーン…。」



零「…僕のプリン、いる?」



夜「キラッ」



百「零、大丈夫だよ。ありがとう。夜は自分で落としたから、夜の責任なんだ。」



悠太「そうだよ、零。あれはね、自業自得ってやつなんだよ。」



零「…そっかぁ。」



夜「ちょっと二人とも。零がくれるって言ってるんだ。貰わないと失礼じゃないかー。」



「「夜???」」



夜「ごめんなさい。」



終始大爆笑だった。



ガチャ



壮吾「みんなー、集まってー。」



光「どうしたんですかー?」



蓮「今から合同会議を始めるぞー。」



玲央「何だよ。またなんか厄介なやつ?」



裕翔「何かあったんですかー?」



出雲「…そう…。」



出雲が深刻そうな顔をしてやってきた。



『「「「「「「「「…ゴクリ」」」」」」」」』



『な、何…?』



隼「そこまで深刻そうな顔するな。」



出雲「え?だってそっちの方がなんか面白いでしょ?」



面白さかよ。



『で、話って何。』



隼「お前の事だ。羽咲。」



『え。…?なんかしたっけ…?』



出雲「…羽咲、昨日は寝れた?」



『ギクッ』



出雲「一昨日は随分気持ちよさそうに寝てたけど…今日は隈があるね。」



『ッ…。』



出雲が顔を触って確認。



『…や、だってね?ほら、一昨日は結構たくさん寝てたからァ…。』



隼「ということだ。今日からこのメンバーの中で一緒に寝る奴決めるから。」



「「「「「「「「えっ」」」」」」」」



『…ッえええええええええええええええ!!』



…マジか…。








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