男装女子。FIRST SEASON











『_____って言う感じで。』




出雲「確かに、羽咲は中性顔で綺麗だからモテるかもしれないねぇ。それに独特の雰囲気があるし…。」



隼「まあ女に飢えて強姦…ってわけにもいかねぇからな。合意の上だ。」



『合意……。男も大変だなぁ。』



壮吾「基本的に恋バナしたんだね、話を聞く限りだと。」



『あ、あと二年生ズは好きな固め技の話もした。』



蓮「話題が個性的だな!!」



隼「…良かったな。羽咲。」



ポンポンッ



…頭撫でられるのも好きかも。隼の手は凄く気持ちいい。




蓮「てか寝不足ならもう寝た方がいいかもな。」



壮吾「そうだね、今日はもう寝ようか。」



出雲「毎日毎日麗華さんの相手にも疲れきってるだろうしね?」



それは…はい。



『でも女の子と話すのは楽しいね。…明日もいい日になるといいなぁ。』



隼「…お前が願えばそうなるだろ。…ほら、おやすみ。」



『…ん、おやすみ。』























夢を見た。









父さんと母さんと手を繋いで散歩をした思い出。








明るく元気に笑う父さんと優しくふんわりとして微笑む母さん。





















《…父さん…母さん……。》










うん、大好きだ。








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