男装女子。FIRST SEASON





ガチャ



結「おはよーござ……!?ウサギ!?どしたのその服!!めっちゃ可愛いじゃん!普段の服とは大違い…俺感動した…!」



『そんなに驚く!?そんなに感動する!?いいじゃん俺が選んだ服も!!』



結「いや、お前の服は基本的にグロいし趣味悪いし!誰も熊が吐いてるTシャツ見たくないよ!!?」



『酷くない!?』



可愛いのに!!!



悠太「どこかに出かけるの?」



『うん!麗華と一緒にねー!』



百「おお、呼び捨て!」



『凄い仲良くなった。』



麗華「うーさーきー!!!」



『…ちょっとしつこいけど…。』



麗華「どこに行きましょうか…!」



『私、ここら辺ホントに初めて来たからわかんないんだー。麗華教えてくれる?』



麗華「はい…!」



夜「おー、見事に懐かれてる。さらに懐かれてる。」



玲央「個性の強すぎる女同士イイんじゃね?」



『誰が個性的だ。俺は普通だ!』



光「イヤイヤ普通じゃないからねー?」



裕翔「そろそろ自覚して欲しいもんだよねー。」



零「…僕も、行きたい。」



麗華「ダメですわ。女同士のお買い物ですもの…!」



零「……。」



麗華「…零。また明日行きましょう…?」



零「…うん…。」



夜「あ、俺もー」



麗華「貴方は来なくてよろしいですわ。」



玲央「俺もー」



麗華「来ないで下さいません??」



『凄い男子には容赦無い。』



出雲「本来はこういう子だよ。自分より弱い人はみんなこういう対応だ。…ま、零みたいか弱すぎる子供達には優しいね。」



麗華「うふっ…よく分かっていらっしゃいますわ。」



怖い怖い火花散ってるから。



『…それじゃあ行ってきます。』



壮吾「はい、行ってらっしゃい。夜遅くならないようにね。」



麗華「わかっていますわ♪」



蓮「間違っても悪い人について行くなよー?」



『わかってる分かってる。子供じゃないから。』



結「お土産!!!!」



『はいはい、買っとく買っとく。』






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