男装女子。FIRST SEASON
「「「「「「「「「「「「……。」」」」」」」」」」」」
麗華「…で、どうするのです?本当にここに置くのですか?」
出雲「ふむ…そうだねぇ…一応、様子見かな…。」
隼「…ああ。だが念の為隅々まで彼女と日隈組についての情報を調べろ。」
壮吾「了解~♪結、悠太。手伝ってくれる?」
結「あいあいっさァァァァァァ!!」
悠太「ヤケになってる笑…わかりました!」
出雲「僕も調べるよ。電脳世界となら相性は抜群だからね。」
裕翔「おお、滅多に働かない出雲さんが働く宣言…!」
玲央「明日は槍が降ってくるな。」
隼「…くれぐれも羽咲には知られないように。…と言っても、すぐバレるだろうが。」
「「「「「「「「「「「「了解。」」」」」」」」」」」」
麗華「ワタクシもご協力しますわ。…なんせ、ウチのブラックリストに載っている方ですもの。」
零「…れーちゃん、れーちゃん。」
零が麗華の裾を掴む。
零「僕、知ってる。」
麗華「……?」
零「…多分、______なんだ。」
麗華「!?!?…蓮、それは本当ですの?」
蓮「……ああ。」
隼「…だからか。さっきの女が来た瞬間に顔が固くなっていた。」
蓮「…隼は良く見てんなぁ~。」
出雲「…ふむ、これは…随分面白いことが起こりそうな予感だね♪」
玲央「お前だけだよルンルンなのは!!」
零「………。」
隼「大丈夫だ。零は俺たちの大事な仲間だからな。」
零「…うん…。」
都古「……!」
『広いよねぇ…。これ夏が終わったらどうギャップを乗り越えるかが問題…。』
もちろん寮の広さの話。
都古「……とても良くしてもらって…なんとお礼をしていいのか…。」
『…都古ちゃんは優しいね。』
都古「え…?」
『…大丈夫だよ。必ず、二人は取り戻すから。』
都古「…今思えば、あまり関係無い人を巻き込んでしまいましたね…。今なら遅くないですよ…?」
『…都古ちゃん…それはね、もう関係無くないんだ。』
都古「……?」
『あの時にもう私に話しちゃった時点で関係無くない。関係大有り。…それにね、都古ちゃんだけには話すけど……。』
都古「?」
『一ヶ月前から、潰す予定だったんだよ。』
都古「え…?」
『準備は長めに、仕事は一瞬で片付ける。これが私のモットー。』
都古「…羽咲さんは一体…?」
『都古ちゃんはここで安静にね。京都の中でここが一番安心安全。もし外に出たらそれこそまた元の生活に戻るかもしれない。だから絶対に外に出ちゃいけないよ?』
都古「…はい…。」
『……なんか心配だから一日交代で見張り付けよう。』
都古「え…。」
『嘘嘘。逆にアイツらだと心配だわ。』
特に玲央と零と夜。