男装女子。FIRST SEASON
零「ウサギ…?」
桜子「羽咲ちゃん…。」
『あ、二人ともこれいる?』
零「えと…」
桜子「…多分みんなこっちに来ると思うわ。今の音凄く大きかったから。」
『イヤ、さすがに無理だと思うんだよね。なんてったってここ敷地広いからさ?知ってると思うけどね桜ちゃん。ここと向こう端から端なわけですよ。』
ガチャッ
「「「「「「「「「「「どうした!!?」」」」」」」」」」」
桜子「ほらね☆」
零「…ね、僕にもちょうだい。」
『ハイ、どーぞ。』
零「ありがとう。」
悠太「えーっと…これは?」
結「凄いホンワカな空気だぞー?」
玲央「さっきの音何だったんだよ!!」
麗華「コレですわ。」
百「…何?それ?」
『改良版!超ミニミニ警報器☆多分この音かな。さっき見せてたから。』
蓮「凄い音だったな。微かだけどちゃんと聞こえてた。」
出雲「ふむ…半径150~200mってところかな。」
『多分びっくりして腰抜けるだろうね、突然だと。』
結「これ妹に買いたい。どこに売ってる!?」
裕翔「シスコンはいい加減にしろー。」
『売ってないよ。これ作った。』
夜「作った?へぇ、凄いな。これ俺でも作れる?」
『天才肌の夜にならきっと作れる。今度部品送るよ。』
結「よし、それを俺が貰って妹に付けさせよう。」
夜「自分で頑張れ。これは俺用だ。」
結「えっ。ケチ。」
壮吾「まあまあ。何も無かったということで、俺たちは二人の成果を見よっか。」
『帰らないの??』
壮吾「どうせなら成長した我が子を見てみたいじゃない?ね、お父さん。」
隼「誰がお父さんだ。」
出雲「じゃあ僕がお母さんだね壮吾!!」
光「何言ってるんですか出雲さん。お母さんは悠太さんか百さんじゃないですか。」
悠太&百「「ちょっと??」」
出雲「イヤ、隼の奥さんは僕の位置だ。確かに二人は僕らのお母さんだと言っても過言ではない!!」
悠太&百「「ちょっと!!??」」
出雲「だからと言って隼の奥さんの位置を二人にあげるわけには行かない!!二人が僕らのお母さんだとしても!!!」
悠太「…ね、百。そろそろ怒っていいと思う?」
百「いいと思うよ、悠太。」