男装女子。FIRST SEASON
朝。
『……睡眠ちょっと浅かったかな…。…よし、頑張ろう。』
久しぶりの仕事。気は抜けない。
裕翔「怪我だけは絶対にダメだからね!」
結「はー…心配。やっぱり行こっかな~」
『断固拒否!!…隼、出雲、壮吾、蓮、零、麗華、都古ちゃん。先行ってくるから。ほかの人たちは大人しく留守番。』
「「「「「「「はーい…。」」」」」」」
『大丈夫大丈夫。今日中には戻るから。』
光「当たり前だろー!!」
玲央「今日中に戻って来なかったらマジで行くからな。」
『…全力で終わらしてきます。…そんじゃ!』
「「「「「「「「「「「「「「行ってらっしゃい!」」」」」」」」」」」」」」
『……よし。』
パチンッ
指を鳴らす。
すると影から三人が出てくる。
『…手筈通り。よろしく。』
「「「承知。」」」
そしてまたいなくなる。
木の上から車が出ていくのを確認し、壮吾にワンコール。
私はすぐに裏門へ。
…しばらく待つと騒がしくなった。
「オイ!!奇襲だ!!」
「早く正門に行くぞ!!!」
『…よし。頑張れ、蓮、壮吾…。』
ルキは頑張っても頑張らなくても余裕だと思うので応援はしない。
人が少なくなった時間に侵入。
…とは言え、全員ではない感じ。
まあ、やっつけます。
バキッ
「グハッッ…」
ガンッ
「グッッ…」
グキッ
「カハッ…」
バキッ
鈍い音と共に次々と消えていく組員。
『…こんなもんか。』
~♪
『…もしもし。』
レキ「終わった。」
『了解。』
あとは隼たち…。