男装女子。FIRST SEASON












『え…何…これ…。』



「「「「(絶句)」」」」



結、裕翔、零、光、そして私は偶然通った廊下に貼り出された紙を見た。



そこには…




結「…100m走とかはわかるけどさ…え、何?1000走!?バカじゃないの!?死ぬよ!?」



裕翔「寿司食い競走…?生物を吊るすの…?!え、そもそもパンじゃないの!?」



零「…みんなで女装…借り物競走…?」



光「…地獄バージョン☆障害物競走…?!え、地獄って何!?」



『…何これ、普通の競技全然無いじゃん。怖すぎるんだけど全部。』



夜「だから面倒臭いって言ったんだよな、俺ら。」



百「わかるよ、俺達も去年絶句してたから。」



私達が呆気にとられていると夜、百、玲央、悠太が来た。



玲央「これな、本気でやらないと死ぬぞ。」



『え。』



悠太「うん…確かに。毎年病院に運ばれる人いるもんね…。」



結「ヒィィィ…!」



裕翔「何でそんな怖い競技を選択するんですか?!」



光「地獄バージョンってホントにヤバいやつじゃないですか…!」



零「…見学…しよう。」



『零、俺も一緒に見学する。』



百「ま、でもよく見て。ちゃーんと普通の競技もあるよ。」



『玉入れと騎馬戦と綱引きだけじゃん!?』



玲央「あ、騎馬戦と綱引きは1番ヤバいやつだから。」



『玉入れだけじゃん!?』



百「まー、玉入れもそれなりに戦闘はあったけど、一番安全なのは玉入れと借り物競走かな。」



結「女装版って書いたあるんですけど!?」



悠太「それ一部の人だけだから。多分。」



裕翔「多分って何ですか…!」






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