男装女子。FIRST SEASON
『ちなみに光と零は?』
光「俺たちは…まあ普通に。」
零「ね。ふつーに。」
『普通。』
光「普通に、中三で初めてあったんだよね。」
零「うん。」
光「零はずーっと蓮さんべったりだったんだよねー。」
零「うん。」
『今は光にべったりと。』
光「あはは笑」
零「蓮も好きだけど、光も好き。蓮は運べるけど光は運べない。」
『その基準は一体。』
光「あはは笑」
零「…光は初めて友達になってくれた人。初めて親友になった人。」
『蓮は?友達じゃないの?』
零「…んー…蓮は…」
『あ、お兄さん的な存在?』
零「…ちょっと違う。」
光「お父さん的な?」
零「それは隼。」
『分からなくもない。…じゃあ何だろ。』
零「…あっ……おじいちゃん。」
『「おじい…ちゃん…!?」』
零「僕のおじいちゃんにそっくり。」
光「そーなの!?」
『マジかおじいちゃんか。ちなみにお母さんは。』
零「お母さんは…悠太と百。」
『だよね。もうそれしか考えられない。』
零「お兄ちゃんは…玲央と夜。」
『えっダメそう。』
光「…意外だなー。俺は壮吾さんとか、それこそ蓮さんとか。」
零「壮吾は……従兄弟のお兄ちゃん。」
『お小遣いくれそう。』
光「確かに…。何で玲央さんと夜さん?」
零「玲央は意外と面倒見が良い。夜はお菓子くれる。」
『良く見てるねー、零。』
零「結と裕翔と光は同級生。」
光「そこは変わんないね。」
零「うん。…幼馴染でも良い。」
『…一人だけ名前出てないのが。』
零「出雲は……何だろう……」
『一番分からない人だよね。身内だとあと…おばあちゃん枠。』
光「確かにおばあちゃん枠アリかも。…働きたくない病に侵されてるからね、ウン。」
零「…出雲は…意外とお父さんでもアリ…かも。」
『…きっと零のお父さんだっとら甘やかすんだろうな。』
光「その前に隼さんの奥さん枠取りに行くと思う。」
『確かにな!!』